当社は1952年に毛芯地の整理染色加工業として創業開始しました。創業以来、毛芯地、接着芯地を中心に加工を進め、創立35年を迎えた1988年に社名を「晃和整染株式会社」から「コーテック株式会社」に変更しました。コーテックという社名は「コーティング」と「テクノロジー」を掛け合わせたもので、コーティング技術を従来の整理染色と合わせて基幹技術とし、一貫で加工できることを強みとしています。
日常生活において、繊維はあらゆる場所で利用されており、欠かすことのできないものです。その中でも加工技術による付加価値の付与は、繊維の用途拡大につながっており、繊維産業の中でも特に重要な役割を担っています。当社は企業理念に「たゆまぬ技術開発を通して」と掲げ、創業以来、技術開発に注力してきました。ホットメルト樹脂コーティングで多種多様な技術を開発し接着芯地の発展につなげるとともに、さまざまなコーティング技術の開発、広幅加工機を保有する特徴を生かしたロールスクリーン用生地の加工など、インテリア分野や自動車関連、土木関連等の産業資材分野に幅広く展開しています。今後も新たな技術を開発し、繊維の用途を拡大することで、皆様の生活に役立てるよう取り組んでまいります。
繊維資材の製品は物性が第一であり、品質管理が非常に重要。海外生産が進む繊維産業の中、国内生産品には確実な品質管理が求められています。当社では、お客様のご要望に合わせた加工設計を行い、量産加工に展開。生産ロットごとに品質試験を行い、問題のない製品をお客様に確実にお届けできるよう、常に取り組んでいます。これからも当社は、「技術と品質のコーテック」として、たゆまぬ技術開発と確かな品質管理を基本に、皆様からの期待に応え続けられるよう努力してまいりますので、今後とも一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。